初診の方へ|西宮市深谷町の内科|平井内科医院|苦楽園口・夙川より車で4分
受診にあたり事前のご予約は不要です
当院では予約制をとっていません。発熱外来、定期の受診含めて直接ご来院ください。受診にあたってご不明点があればお電話でお問い合わせください。
受診される方は以下のものをご持参ください
- マイナンバーカード、保険証、医療証、資格確認書、お薬手帳
- 診察券(※2回目以降の受診の方)
受診の際は保険証あるいは医療証、お持ちであればお薬手帳をお持ちください。お薬手帳を持参いただくことで、患者さんの健康状態の全体像(併存症)が把握できるだけでなく、副作用、アレルギーの確認も可能になり、重複処方も回避することができます。保険証の確認が取れない場合は保険診療として取り扱うことができません。保険証は毎月確認が必要となりますので、再診時も月初めの診察時にお持ちください。保険証の期限切れにご注意ください。
当院では院内処方を行っています
院内処方とは、診察を受けた医療機関内でそのまま薬を受け取っていただくことを指します。逆に、処方箋を持って院外の調剤薬局に行って薬を受け取るものが院外処方です。当院では基本的には院内処方を採用しています。患者さんの服薬内容、服薬管理状況の点から院外処方が望ましい場合は、院外処方で柔軟に対応しています。院内処方の特徴について下記に解説していますのでご覧ください。
院内処方のメリット
- 利便性
診察後に院外の調剤薬局へ行く必要がないので、風邪などで体調不良の方、お子様連れの方、ご高齢の方、お体のご不自由な方の負担を軽減できます。
- 安価
院外処方では、医療機関で処方箋料を含めた医療費を支払い、さらに調剤薬局で調剤料・薬剤料・調剤技術基本料・薬剤服用歴管理指導料などの費用も負担いただくことになります。一方、院内処方では処方料に加え調剤料・薬剤料・薬剤情報提供料を医療機関で支払いますが、調剤料は内服薬なら種類や日数に関係なく一律110円、外用薬も種類や混合にかかわらず一律80円と定額です。このため、院内処方は患者さんの医療費負担が院外処方に比べて軽減されます。長期的に飲み続けることが多い降圧薬、コレステロールの薬などをお飲みの方などは、1年間の総負担額で見ると、無視できない経済的な差異が生じます。
院内処方のデメリット
- 院内処方と院外処方は同一日に発行できません。
- 複数の医療機関で処方された薬を服用している場合、院内処方では飲み合わせなどの安全管理が院外処方に比べて十分に行いにくいことがあります。そのため患者さんには必ずお薬手帳を活用いただくようお願いし、重複処方などがないかの確認を怠らないようにしています。
- 診察終了後から院内での薬の調剤まで時間を要するので診察後に待合室での待機時間がございます。しかし院外処方では院外薬局に足を運び、そちらで調剤を待つ時間がありますので、結局は院内処方のほうが早く薬が手元に入ります。
- 薬剤師による詳細な服薬指導が欠かせない薬、特殊で高額な薬、在庫のない薬は院内処方で対応が難しく、院外処方に切り替える必要があります。たとえば他の医療機関から当院に移られた際などに、当院の在庫にないお薬を内服されている場合は、当日は院内処方での対応ができません。そのような場合も、次回以降は新規にお薬を購入して院内処方で対応することもございます。
院内処方のまとめ
近年、薬の納入価と販売価格の差益はほとんどなくなっており、院内処方を行う場合、在庫リスクを考慮すると、場合によっては診療所にとっては赤字となることもあります。しかし当院では、院内処方が患者さんにとって利便性が高く、経済的に優しいことから、この方式を採用しております。一方で、院外処方にはコスト負担があるものの、服薬管理面での大きなメリットも存在します。患者さんの状況に応じて柔軟に対応しながら、現在の体制を維持できるようスタッフ一同、努めていることをご理解いただければ幸いです。
プライバシーポリシーについて
当院が皆さまの個人情報を収集する場合、診療・看護および皆さまの医療に関わる範囲でのみ行います。その他の目的に個人情報を利用する場合は利用目的を予めお知らせし、ご了承を得た上で実施いたします。また当院は、皆さまの個人情報について、正確かつ最新の状態を保ち、皆さまの個人情報の漏洩、紛失、破壊、改ざんまたは皆さまの個人情報への不正なアクセスを防止することに努めます。